私とBL
初めまして。まだペンネーム無いので、名無しです。
気づけば、もう人生の半分も腐の沼にハマり続け、抜け出せなくなっているのですが、
一度も他人(家族や友人含め)にカミングアウトした事もない、ヘタレ隠れ腐女子です。
そんな腐の人生を振り返ってみようと、この度ブログを立ち上げてみました。
誰に向けるでもないですが、私BLとの出会いや、読んできた漫画の感想など書こうと思います。
私がこの世で初めてとBL(当時はやおいと呼んでいたw)に遭遇したのは、地元にある一番大きな本屋の、しかも少女漫画コーナー。
まだ年代的には「りぼん」世代だった私が、ちょっと背伸びをして手に取った「マーガレット」作品。
それは、尾崎南の「絶愛-1989-」
元々漫画が好きで、よくお小遣いを貯めては買って読んでたのですが、その時は知らない分野を開拓したくて、普段読まないような作品を読んでみようとジャケ買いしたのがこの作品でした。
その衝撃たるや、私の人生を180度、いやそれ以上変えたことは間違いありません。
残念ながら、その時のコミックスは手放してしまったのですが、高校で出会った2人がそれぞれの人生を歩む中で、とにかく激しく、そして暴力的な愛をぶつけ合い、傷つけながらもお互いを求めていく、そんな作品でした。
まだ、キラキラした男の子ときゅるんとした女の子の、可愛らしい恋愛漫画しか読んだことのなかった私は、今まで体験した事のない、新しい扉が開く音がしましたね。
やおいの神様が手招きしてました
そこからやおい(一説には、やまなし、おちなし、いみなし、が語源らしい?)にハマりだしたのですが、もう一つの衝撃は、物凄く田舎の書店なのに、すでにひっそりとやおいコーナーがあったのです!
その棚の担当者は、先見の明があったに違いない!
(ただ残念な事に、その書店はもう無くなってしまいました…)
花丸シリーズをさっと手に取り(もちろん表紙は伏せた状態で)レジを済ませ、足早に帰ったのを今でも鮮明に覚えています(笑)
本当に便利な時代になりましたね。
電子書籍というものがこの世に生まれてから、人目を気にせず、好きな作品をいつでも読める。
ますます沼から抜け出せず、もはやズブズブに浸かっております…